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広島県防災啓発プロジェクト|小学校高学年向け防災漫画 制作

広島県防災啓発プロジェクト|小学校高学年向け防災漫画 制作


広島県防災啓発プロジェクトで制作した小学校高学年向けの地震・津波漫画。津波発生に気づいた子どもたちが避難行動を考える導入シーン。

■概要

広島県が推進する防災啓発事業にて、「風水害」「地震・津波」を
テーマにした 小学校高学年向け防災漫画 の作画を担当しました。

家庭での備えや避難判断を子どもたちが自分ごととして考えられるよう、
ストーリー形式で制作し、広島市内の小学校で教材として配布されています。

👉広島県公式サイトにて公開中(PDFで漫画全編が読めます)
漫画は無料で公開されており、家庭や学校の防災教育にお役立ていただける内容になっています。

■目的と役割

本プロジェクトは、子どもたちが「自分の命を守るための行動」を
理解しやすい形で学べるように制作された教育用コンテンツです。

私は株式会社フーモア様よりご依頼を受け、制作チームの一員として、
作画全般(キャラクターデザイン・背景・表情演出・コマ構成)を担当しました。

■成果

  • 広島市内の小学校にて、教材として正式採用

  • 家庭学習・授業内・防災啓発イベントなどで活用

  • 今後、動画教材としても展開予定

■使用ソフト

  • Clip Studio Paint(作画)

  • Photoshop(画像調整・レイヤー管理)

■制作イメージ

広島県防災啓発漫画の浸水シーン。車内で水位が上がる危険を子どもに視覚的に伝える教育ページ。

浸水が始まる直前の場面。 子どもたちが「自分の身にも起こり得ること」として感じられるよう、緊迫感のある構図で描いています。

防災教材漫画の人物レイヤーと背景レイヤー。動画化を前提とした構造で制作しています。

教材の動画化を想定し、背景を独立したレイヤーで描いています。 こうすることで、シーンごとの動きやカメラ演出に対応可能になります。

家族で防災グッズを準備する場面。避難判断の重要性をストーリー形式で子どもに伝える。

家族での避難判断や、警戒レベルの理解など、日常生活に直結する行動を ストーリー形式で解説しています。漫画形式にすることで、文字情報だけでは 伝わりにくい“判断の重要性”が自然と伝わります。

子どもたちが「もし自分がこの状況にいたら、どう行動するか?」を
自然と考えられるよう、表情・動き・背景の演出にこだわりました。

漫画は、“理解する”だけでなく、“自分ごととして行動につながる”表現が
できるメディアです。防災教育の現場で、1人でも多くの子どもの命を
守るきっかけになれば幸いです。


🔶お問い合わせ

教育・啓発向けの漫画制作、教材イラストのご依頼を承っております。

「こんな内容は可能ですか?」といった企画段階でのご相談も歓迎しております。
お気軽にお問い合わせください。

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🔶制作の背景やこだわりについて

本記事でご紹介した防災漫画の制作背景や、教育現場での活用方法については、
noteにて詳しくまとめています。

👉 Noteで詳しく読む(外部リンク)

また、私はこれまでに国の機関である
こども家庭庁の紹介動画にて、キャラクターデザインおよび作画を担当いたしました。

子どもや保護者にも伝わりやすいビジュアル表現が求められるプロジェクトであり、
行政広報としての責任ある制作に関わらせていただきました。

こども家庭庁の制作事例はこちら